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ボリンジャーバンドの見方と実際のトレードでの使い方

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FX(外国為替証拠金取引)では、

様々な指標が使用されますが、

中でも有名な指標が「ボリンジャーバンド」と呼ばれる指標で、

世界中の多くのトレーダーの間で使われております。

 

そこでこのボリンジャーバンドの見方や使い方について調べて見ましょう。

このボリンジャーバンドは、

1980年にジョン・ボリンジャーと言う人によって考案された指標で、

従来から指標として使われていた移動平均線

統計的な為替の変動幅を組み合わせた物です。

 

移動平均線は過去の為替の平均値を線グラフで表している物で、

その移動平均線の上下の振れ幅を表しているのがボリンジャーバンドです。

 

現在一般的なボリンジャーバンドには+3σ、+2σ、+1σ、-1σ、-2σ、-3σに

分かれており移動平均線を中心に、

上下の振れ幅を統計的に表しており、

この先の為替の変動がこの上下の振れ幅の範囲に

収まる可能性を視覚的に見える様になっております。

 

ちなみにこのボリンジャーバンドを使う場合の統計的な確率としては、

±1σ内に為替が収まる確率は68.3%、

±2σ内に為替が収まる確率は95.5%、

更に±3σ内に為替が収まる確率は97.7%

で有ると言われております。

 

従って私達がこのボリンジャーバンドを使ってFXを行う場合には、

このボリンジャーバンドの範囲内に為替が推移して行く事を

想定した売買を行う事が大切です。

 

又、このボリンジャーバンドの幅は常に変化しており、

バンド幅が狭い時はレンジ相場と呼ばれる値動きが少ない状態を表しております。

 

一方、バンド幅が広がりを見せ始めるタイミングを

「エクスパンション」と呼び、値動きの少ないレンジ相場から

値動きのあるトレンド相場への変化点で有る事を示しており、

デイトレード等を行っている人にとっては目が離せなくなる

タイミングで有ると言えます。

 

 

又、トレンド相場の場合には、

為替相場がこのボリンジャーバンドの線に

沿って上昇や下降を繰り返しており、

トレーダーの間でも活発な売買が行われ易いタイミングと言えます。