豪ドル円でトレードする場合は時間足チャートで稼ぐ
日本人のFXトレーダーにとって、
親しみをもつことのできる通貨といえば、圧倒的にアメリカドルです。
そして、ヨーロッパのユーロに人気があり、
3番手としてオーストラリアドル(豪ドル)に人気があるのが一般的といえます。
アメリカドル円の場合は、2012年から2015年にかけて約50%もドル高円安が進行し、FXトレードの醍醐味をトレーダーに味あわせてくれました。
また、ユーロ円の場合は、
2015年から2016年にかけてのイギリスによるEU離脱ショック相場で、
一気に20%以上円高に動き、
これまた多くのFXトレーダーが利益を挙げることができました。
ところが豪ドル円の場合は、
ドル円やユーロ円と異なり、値動きが穏やかな反面、
大きな利益を取りにくいのが実情です。
実際、2017年以降の豪ドル円は1ドル80円と90円の間を行き来する往来相場となっています。
このため日足チャートや週足チャートを用いても、大きな利益をとることは難しいです。
しかし、このようなケースでは別の方法を用いて利益を積み重ねていくことができます。
それは時間足チャートで、
テクニカル指標のMACDを用いて売買タイミングを判断する手法です。
2018年3月以降は、豪ドル円は1ドル80円から85円の間を行き来する、
きわめて値幅の狭い展開を示しています。
ところが2時間足チャートを用いて、
デイトレードに近い売買手法を用いると、
利益を蓄積させることが可能となるのです。
実際、7月27日23時前後にMACDラインがゴールデンクロスし、
さらに、8月3日16時頃に再びMACDラインがゴールデンクロスしています。
7月27日に1万通貨買いポジションを持っていれば、
約1万円の利益を得たことになります。
そして8月1日夕方にショートポジションを1万通貨持っていたならば、
さらに約1万円の利益を得たことになります。
このように、日足チャートでは値動きの小さい通貨ペアであっても、
時間足チャートを用いることによって、
コツコツと利益を積み重ねることが可能となるのです。