FXの話。ファンダメンタル分析やローソク足など。
ファンダメンタル分析とは何か。
FXの取引をしたり、
興味を持たれている方は
「ファンダメンタル分析（ファンダメンタルズ分析という場合もございますが、
ファンダメンタル分析で統一いたします。）」
という言葉を一度は耳に挟んだことがあるかと存じます。
ファンダメンタル分析という言葉について、
まずお話をさせて頂きます。
ファンダメンタル（fundamental）とは、
経済用語で「基礎的事項」という意味でございます。
やや分かりにく表現で恐縮でございますが、
人物に例えるとすると、
その方のプロフィール、身長や体重、あるいは出身地や出身校などの経歴、
最近の活動などがそれに当てはまるかと思われます。
さて、FXにおいてのファンダメンタルとは何を示すかと申しますと、
取引を行う通貨が流通している国の財政政策や金融政策、
財政収支の赤字(黒字)率、経常収支の赤字または黒字額などにになります。
これ以外にも新築住宅の発注戸数など、
その国の国民の消費を見る場合もございます。
このように該当国の経済状況を経済誌やサイトなどを
調べながら分析していくことをファンダメンタル分析と申します。
ローソク足とは何か。
為替などの相場の値動きを時系列に沿って表に表したものです。
長細い長方形の形をとることからローソク、それが時系列に並ぶことから、
そこに足（軌跡）がついたものと思われます。
白黒の二種類がありまして、
白を陽線、黒を陰線と呼びます。
陽線（白）は安いレートから始まり、
高いレートで終わった場合、
陰線（黒）は高いレートから始まり、
安いレートで終わることを意味します。
白いローソクが並べばその期間は上昇を続けていることを意味し、
黒いローソクが並べばその期間は下落を続けているということでございます。
また、表によってはそのローソクの上下に線がついている場合がございます。
これは「ヒゲ」と呼ばれるもので、
ローソクの過程でどの程度上昇し、
どの程度下落したかを表すものでございます。
上にだけヒゲが生えている場合（上ヒゲ）は
一度高値になって落ち着いたという表現でございます。
上下にヒゲ（上ヒゲ、下ヒゲ）がついている場合は
高値になったり安値になって落ち着いたという表現となります。
このようにして表を見ていくというのが、
ローソク足の見方でございます。
