FXのテクニカル、ボリンジャーバンド、スキャルピングについて。
FXのテクニカルとは
テクニカルと申しますと、
今一つピンと来られない読者の方もいらっしゃると思います。
FXを含む為替のテクニカルとは
将来予想される取引価格の変化を過去に発生したイベント
(価格上昇や下落の傾向など)をもとに推測する手法のことでございます。
過去の実績をもとに一定のルールを設け、
ルールに従って取引を行っていくものでございますが、
ルールを厳格化したり、
ご自身の相場観をくみあわせてやや緩やかなルールにしたりと
様々な手法がございまして、
私自身も具体的なテクニカルについて申し上げる立場にございません。
その位多様で深く、時に単純な場合もあれば、
複雑な場合もございます。
為替などの表に用いられるものでございます。
為替の移動平均(一定時間ごとの平均値)を結んだ線と、
その上と下に値動きの幅を示す線(帯のように見えることからバンドと呼称致します)
を加えた指標のことを言うそうでございます。
価格の大半がこのバンド内に収まるということを
示したテクニカルの指標の一つでございます。
具体的な表には移動平均の線の上下に三本ずつの
線±1σ~±3σの線が引かれてございます。
1σとは標準偏差と呼ばれるもので、
次の期間はこの数値の範囲内に68.27%収まるという数値でございます。
そのσに2をかけたもの(2σ)は実に95.27%、
3かけたもの(3σ)は99.73%収まるそうでございます。
見方といたしましては、
+2σのラインを超えた場合は通貨が買われ過ぎと判断でき、
反対に-2σのラインを株価が下抜けた場合は売られ過ぎと
判断できると考えられているようでございます。
多くの表に書かれてる線はこのようにして見るのでございます。
スキャルピングとは
1円にも満たない利幅を狙って一日に何度も
(数秒から数十分に一度ごとに)取引を行い利益を積み重ねる
デイトレード(毎日相場を見る取引)の手法でございます。
ちりも積もれば山となるという、
ことわざがございますが、
まさにこの手法に当てはまるのではないでしょうか。
ただ、そのような利幅では投資の意味がありませんので、
高いレバレッジ(元金以上の額をかけたと仮定して行う
ハイリスク・ハイリターンの投資方法)をかけて行うことが多いようでございます。
自分の持っている通貨がわずかでも上がったら売り、
下がったら買うというのが基本的な手法のようでございます。