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売買代金とローソク足の形状の推移をチェックすることによって、FXで稼ぐ

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FXの初心者の方の場合、

多くの方が、どのような判断基準で売買をすれば

利益を得ることができるのか悩んでしまうと思われます。

 

そのような方へは、

チャートのローソク足の形状と売買代金の推移をチェックすることによって、

売買タイミングを判断されることをお勧めしたいと思います。


株式投資の場合には、

ローソク足が長い陽線を示すと、

中期的に上昇トレンドが続くといわれています。

 

そして、ローソク足が長い陰線を示すと、

中期的に下落トレンドが続くといわれています。

 

また、実際にそのように動く傾向が強いです。

株式の場合は、株式が資産価値をもっているため、

集中的に資金が流入すると資産価値が高まって行くことを意味し、

 

逆に集中的に資金が流出するということは、

その株式から資産価値が剥落していることを意味します。

 

つまり、株式のチャートは、

資産価値をあらわすチャートでもあります。


ところが、FXの場合は、

純然たるトレードです。

 

資産の取引とはいえません。

 

つまり、ローソク足が長い陽線をつけたからといって、

必ずしも中期的に上昇トレンドが続くわけではありません。

ローソク足が長い陰線をつけたケースも同様です。


しかし、ローソク足に加えて、

その日1日あるいは1週間の売買代金の金額の推移をチェックすることによって、

今後の為替レートの方向性を判断することができます。

 

具体的な例を、ドル円の週足チャートを用いて挙げたいと思います。

2016年前半はずっと円高トレンドが続いていました。

そして2016年2月から6月にかけては毎週の売買代金も減少傾向を示していました。

 

つまり、ローソク足の形状と、売買代金の減少が比例しているわけです。

ところが、一転して2016年11月に入ると、

ローソク足の形状が長い陽線をつけたのです。

 

そして同時に、売買代金も一転して増加したのです。

それ以降、2ヶ月間は一気にドル高円安が継続しました。

 

つまりローソク足の形状と売買代金の量が、

同時に反転したため為替レートの方向が一変したのです。


このような方法を用いることによって、

FXトレードで稼ぐことが可能です。

 

ちなみに、2018年8月現在のドル円チャートをみると、

売買代金が減少トレンドとなっています。

このため、大幅にドル高円安へ動く確率は低いと予想できます。